水子供養について
生命の縁を母胎に得ながら、この世に誕生すること適わず、未生の胎児として終える御霊。それぞれの環境で様々な事情がございますが、誕生を心待ちにし、成長を願う父母の深い悲しみを少しでも癒されますよう慈愛の心を込めて、丁寧なご供養を勤めさせて頂きます。お地蔵様の広大無辺の功徳により、親子共に救われますよう。
水子とは
仏教では母親のお腹に新しい命の種が宿った瞬間を生命の誕生としています。しかし、様々な理由でこの世に生まれ出る事ができず、母親のお腹の中で亡くなった命の事を「水子(みずこ又はみずご)」と申します。
水子の霊は純真無垢です。
ごく稀に「水子の霊がついている」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、水子の霊は祟る事はございません。水子は世間の垢に触れる前に、きれいな純真無垢のまま天国(浄土)に逝かれるからです。
子が親を思い、親が子を思う心は場所や時代が変わっても、世界が変わっても普遍のものですから信じてあげて下さいと言う事をお伝えしております。
浄土で親の代わりをしてくれるお地蔵さま
水子供養とは、仏の御国で水子の霊や幼くして亡くなった幼児の霊の優しく包んでくれる地蔵菩薩さまに水子の霊を「よろしくお願い致します。」とお願いする事であり、施主の方々の思いを水子に届けることでございます。
水子の墓石となる卒塔婆(そとば)
当山では水子の霊のお墓として卒塔婆(そとば)を建立しております。本堂での読経によるご供養の後に、その卒塔婆を境内にある水子地蔵尊さまにお供えいたします。
ご供養までの流れ
1、お電話ください。
個別の供養となっております。ご都合の良い日時をお決めになり093-321-6041までお電話ください。お供養の際に必要なお供え物等お伝え致します。エコー写真などございましたら、供養当日ご持参ください。
2、お寺においでください。
ご予約のお時間にお寺においでください。
※お車で来寺の方へ:駐車場は国道沿いになります。お手数ですがこちらをご確認ください⇒太山寺へのアクセス
3、お勤め
本堂にてお勤めいたします。お時間は30分ほどかかります。服装は平服(普段着)でお越しください。お数珠をお持ちください。
4、ご供養料(お布施)
当山ではお布施の決まった金額を設けておりません。施主様のご無理のない範囲で亡き児へのお気持ち、お供えということで、ご理解いただいております。あくまで参考までに目安として一万円ご志納されます方が多いようです。
また、水子さんの永代供養をご希望の方は、一霊 三万円(地蔵菩薩像の奉納・開眼供養【魂入れ】込)ご志納ください 。
ご宗旨・ご宗派は問いません。
お問合せ
下記フォームよりお問合せください。