二日後の19日から秋季彼岸を迎えるとは思えない猛暑日となった今年の秋季彼岸法要『万灯万華会併大護摩祈願会』。9月17日午前11時より厳修され、県内外より御参詣の信心の篤き大勢の檀信徒様がご縁を結ばれました。

記録的猛暑日が続く異常気象の影響か、毎年この時期に見頃を迎える境内の彼岸花も僅か2本、健気に姿を見せてくれました。

天長九年、お大師様高野山万灯万華会の願文の中でのお言葉『虚空尽き 涅槃尽き 衆生尽きなば 我が願いも尽きなむ』の一節と戒名・先祖名を書した灯籠一つひとつに明かりが灯された。

檀信徒代表による献灯・献花・献香を執行、御詠歌「万灯万華和讃」「いろは歌」「観音大慈」を奉納。座を遷し不動明大護摩法会で各々心願成就をご祈念致しました。

この法会を通じて、命の尊さを見詰め直し、祖先や故人への報謝、自分自身や周りの人々の信心安楽、世界の安寧を願いました。

「高野の山に身をとどめ 救いのみ手を垂れ給う おしえのみおやに帰依したてまつる 願わくは無明長夜の闇路をてらし 二仏中間の吾等を導きたまえ」

南大師遍照金剛

至心発願 天長地久 即身成仏 密厳国土 風雨順時 万邦協和 諸人快楽 乃至法界 平等利益

皆様の人生に平穏と輝きを。             

                                          合掌